家電やガジェットがどんどんスマートフォンと連携し、スマート家電化が進んできていますが
そのスマート化の波は自動車業界までやってきました。
昔アニメでみたようなハイテク自動車、その実現が目前まで迫ってきています。
Digitalkey標準規格バージョン1.0公開
現在でもテスラ社など、スマートフォンを自動車のリモコンキーとして使えるものもありますが、
それらは独自開発されたもので互換性はなく、
スマートフォン側で故障や買い替えが発生した際に、キーとして使えなくなる可能性があるなど
まだまだ発展途上のものでした。
そんな中、2018年6月20日のカーコネクティビティコンソーシアムで、Digitalkey標準規格バージョン1.0が公開されました。
この規格に沿ってつくられたアプリをスマホにインストールすることで、Digitalkeyに対応した自分の車のドアロックを解除したり、エンジンをかけたりと遠隔操作できるようになります。
もちろん、この技術には高いセキュリティー技術が導入されているので、盗難に対しては対策がなされています。
Digitalkeyで生活がもっと便利に
現在Appleなどのスマートフォンメーカー、自動車メーカーとしてはBMWなどが参加表明しおり、今後Digitalkeyが普及していく可能性は高いでしょう。
自動車のリモコンキー化はずいぶん前から実用化されていましたが、このDigitalkeyが普及すれば
自動車のキーだけでなく、自宅やアパートのキーなどもDigitalkeyで統合されていけば
もうスマートフォンさえあれば、鍵を1つも持ち歩く必要はなくなるでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は特定のガジェットではなく、気になる技術の紹介でした。
Digitalkeyが普及すれば、もうキーを持ち歩く必要もなく、鍵を失くすこともありません。
逆に気を付けなければならないのはスマートフォンの管理ですね。
またDigitalkeyを使ったほかのサービスの可能性として、カーシェアリングがあります。
複数の利用者が、それぞれのスマートフォンに共通のキーをダウンロードすれば、それぞれが車を使えるようになり
使用期間や使用可能回数などをアプリで設定することができれば、片道での乗り捨てサービスなど、さらに柔軟なカーシェアリングへ発展していくことが考えられます。
すでにDigitalkey2.0の仕様策定も進んでいるようで、Digitalkeyの今後の発表や動向に注目していきたいと思います。
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