冷蔵庫の食材管理をスマホで
「牛乳の期限切れてたの忘れてた…さっきスーパーに行ってきたのに…」なんてことありませんか?
冷蔵庫は進化しても、冷蔵庫の中身の管理ってあまり進化していません。
食材の期限を覚えてるつもりでも、ついうっかり期限を切らしちゃったり。
そもそも次から次へと入れ替わる食材の期限なんて、いちいち覚えてられませんよね。
そんな時便利なのが、このOvieのSmartwareです。
Ovie Smartwareとは?
SmartwareはタグデバイスのSmartTagと専用の保存容器のセットで構成され、現在Kickstarterで資金調達中です。
Smartwareで重要なのがSmartTagです。そして専用の保存容器にはプラスチック製のコンテナや、一般容器に取り付けるコネクター、食品の袋を閉じるクリップなどが用意されており、それぞれSmartTagが取り付けられるようになっています。
使い方としては、食品を保存容器に入れ容器にSmartTagを取り付け賞味期限をセットします。
SmartTagはインターネットクラウドへつながり、スマホで食材と賞味期限の管理が行えるという仕組みです。
また賞味期限のセットの仕方もとても簡単で、SmartTagをコンテナなどに取り付けたらボタンを押してタグ付けするだけです。
タグ付けにはスマホのアプリから食材名を入力するほかに、Alexa(アレクサ)と連携しているので、スマートスピーカーに話しかけてセットすることもできます。
あとはSmartwareが、タグ付けした食材をデータベースに基づいて管理してくれます。
賞味期限が近付くにつれて、SmartTagのLEDが緑・黄・赤と変化し、冷蔵庫を開けるだけで視覚的に賞味期限の近づいている食材を教えてくれます。
またそれだけではありません。SmartTagのLEDが黄色になった食材(優先的に使うべき食材)は、スマホに通知をしてくれると同時に、その食材を使ったレシピまで提案してくれるんです。
タグをつけた食材の一覧は外出先でも確認できるので、通知が届いたあとの食材の買い足しも簡単にできます。
もう食材を買い忘れるどころか、夕飯の献立を何にするか考える手間すら省いてくれます。
開発の背景にあるフードロス問題
Smartwareが開発された背景には、アメリカのフードロス問題が関係しています。
フードロスとは、食品廃棄物や食品ロスのことを指します。
アメリカではこのフードロスの量が多く、消費段階のロス率、つまり食べ残しや期限切れによるロスが問題となっています。
フードロスによる損失を換算すると、約1650億ドル(17.8兆円)とも言われています。
しかしその一方で、アメリカ国内で食べ物に困っている人は約5000万人を超えるそうです。
このような問題から、米国農務省(USDA)と環境保護庁(EPA)は、2030年までに食品ロスを50%削減するプログラムを実施しています。
そんな背景からOvie Smartwareは開発されており、アメリカのフードロス問題だけでなく、家庭の食費問題も解決してくれそうです。
まとめ
Ovie Smartwareは現在Kickstarterで資金調達中で、今のところ日本への販売は残念ながらありません。
コンテナ、クリップやコネクターの個数に応じたセットが用意されていますが、まだ目標金額に到達していません。
商品化されれば日本での販売もあるかもしれませんので、全力で応援しています。
サポートしたい方は下記から2018年6月21日まで、プロジェクトをバックすることが可能です。
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