今回はMoMAから発売されている
パーペチュアルカレンダーをご紹介します。
本来パーペチュアルカレンダーというと
高級腕時計に採用されている
日付表示機能をイメージされるかもしれませんが、
このパーペチュアルカレンダーは
マグネットボールを手動で動かすことで
月日を示すおしゃれな卓上カレンダーとなっています。
今回はこのユニークなデザインの
卓上万年カレンダーをご紹介したいと思います。
⇒【置時計型液晶付きスマートスピーカー！カレンダー表示可能！】
パーペチュアルカレンダーってなに？
腕時計にはカレンダー機能が
搭載されているものが多いですが
そのカレンダー機能には
いくつかの種類があります。
一般的なほとんどのカレンダーは
1日から31日までを順番に表示するだけなので
2月・4月・6月・9月・11月などの
31日まで存在しない月では
手動で日付の修正が必要でした。
そこで開発されたのが「アニュアルカレンダー」です。
「アニュアル」＝「年一回」という言葉が指す通り
毎月の修正は自動で行ってくれるため
うるう年である2月末日だけの
1年に1回だけ修正が必要なのが「アニュアルカレンダー」です。
そしてさらにすごいのが「パーペチュアルカレンダー」です。
「パーペチュアルカレンダー」では4年に1回の
うるう年の修正すらも自動で行ってくれるんです。
この機能は永久カレンダーと言われることもあり
丸々1世紀にわたって手動修正の必要がありません。
なのに歴史としては
「パーペチュアルカレンダー」の方が古く
1795年に天才時計師のブレゲが
この複雑なしくみの基本を発明しました。
そしてあまりの複雑さから
世界三大複雑機構の１つに数えられる
超複雑機構とされています。
MoMAパーペチュアルカレンダーの特徴
長々とパーペチュアルカレンダーについて
ご紹介しましたが
このMoMAのパーペチュアルカレンダーには
このような複雑な機構は一切ありません。
最初に書いたとおり
マグネットボールを手動で動かすことで
月日を示して使用する卓上カレンダーになります。
1998年にデザイナーであるギデオン・ダガンが
このMoMAパーペチュアルカレンダーを発表しており
「永久」「永遠」という意味の
「パーペチュアル」という言葉を使ったからなのでしょう。
手動で動かしているので
ある意味パーペチュアルと言えなくもない製品であるといえます。
まとめ
いかがだったでしょうか？
残念ながら複雑な機構を使った
パーペチュアルカレンダーではありませんが
それでも優秀なデザインのカレンダーが
4000円くらいで手に入るのは魅力的です。
あなたが飽きるまで永久に使える
パーペチュアルカレンダーを
あなたのお部屋にいかがですか？
[…] ⇒【パーペチュアルカレンダーで月日を管理！】 […]